治療法が無い加齢性の薄毛!!
治療法が無い加齢性の薄毛
ただし、AGA というものに限定せずに、「薄毛治療」という幅広 い範囲で捉えた時に「手遅れがあるのか?」って言うと、あると思います。
これは、加齢に伴う脱毛症「加齢性脱毛症」っていうものがある んですが、それが理由です。
先ほど私はバルジ領域で毛包幹細胞という幹細胞が生まれるという話をしました、この幹細胞っていうのは、「17 型コラーゲン」と いうコラーゲンが働きを維持しています。
その17型コラーゲンというのは、60歳を過ぎたあたりから体内で作られる量が減少して いくんですね。つまり幹細胞の働きを維持できなくなる。新しい毛母細胞ができなくなるということです。
だから、この 17 型コラーゲンの減少っていうのは、AGA とはまっ たく別の理由で薄毛を引き起こすものになっているっていうことで す。
そして現在の技術では、この 17 型コラーゲンを外から摂取するということはできません。体の中で作り出すしかないものになっています。
だから、この加齢性の脱毛症というものが発症してしまうと、残念 ですが「手遅れ」ということになるでしょう。