薄毛改善情報日記

もう悩むな!!自宅で簡単薄毛治療(フィナステリド・ディタステリド・ミノキシジル)

フィナステリドの副作用について・(お酒の方が危険?)

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お酒の方が危険?

次に私が思う矛盾点の二つ目は「皆さんお酒を普通に飲む」っていうことです。 「何を言ってるんだ?」って思うかもしれないんですけど、実はフィナステリドの副作用の中でも結構大きく取り上げられるのが、肝機 能障害なんですね。

でも実際に「確実にフィナステリドが原因である」という肝機能障 害の事例を、僕は聞いたことがないんです。

医師が「これはフィナステリドが原因の可能性が高い」と言った事例を 1 件だけ知っ ていますけれども、それも「フィナステリドが 100% 原因です」と 断定されたわけではなくて、可能性が高いと言われているだけです。

じゃあなぜ「フィナステリドを飲むと肝機能障害という副作用が発 症する可能性がある」と言われているのか?というと、フィナステリドを分解するのが肝臓だからです。

フィナステリドを飲みます。その飲んだフィナステリドが血中に混 ざって、そしてそれを分解するのは肝臓です。だから肝臓に多少なりとも負担がかかる。

だから肝機能障害が出る可能性があると いうことで、フィナステリドを主成分とした主要医薬品の説明書に は「肝機能に異常が見られた場合には投与を中止するなど適切な 処理を行うこと」と書かれています。

ここまでは分かります。「肝臓で分解するんだから、肝臓に何か影 響が出るかもしれない」っていうのは分かるんです。

でも、よく考えてみるとちょっとおかしいんですよ。肝臓が分解す る代表的なものといえば何ですか?アルコールですよね。

お酒、皆さん飲みますよね。 そしてお酒が理由で肝臓の病気になってる人、めちゃくちゃたくさんいますよね。

フィナステリドの 1 日の摂取量っていうのは 1mg です。1 錠 1mg なので。じゃあお酒はどのくらいでしょうか?たとえば毎日 5% のアルコール の入ったビールの 500ml 缶を 1 本飲んだとします。すると、その 中に入っているアルコールの量っていうのは 25ml ですね。

これを mg に直すと 25000mg ということになります。フィナステリ ドの 25000 倍なんですよ。飲んだ直後の体の変化も明らかに違います。フィナステリドを 1 錠 1mg 飲んだからといって「その直後何か体に変化が起きるか?」って言ったら何もないです。

でも、アルコールを飲んだらどうなりますか? フラフラします。顔が赤くなります。吐き気がします。場合によっ ては記憶がなくなります。これ症状だけを見るとやばいですよね。

例えば「ここに薬が 1 錠あります。この薬を飲んだら、フラフラし ます。顔が赤くなります。吐き気がします。そして記憶がなくなり ます」って言われたら「なんじゃその薬?やばいじゃん!」ってなりま すよね。でも、多くの人はそれを求めて、お金を出して、アルコールを飲むんですよ。

なのに、その何万分の一の量のフィナステリドを、肝機能障害を 気にして飲むことをためらうっていうのは、矛盾してるんじゃない かなと思います。

 

お酒の危険は肝臓以外にもある

ちなみにお酒で怖いのは肝機能障害だけじゃないですよね。 急性アルコール中毒っていう症状もあります。また、酔ったことに よって間接的に死亡事故を起こしてしまうっていう事もありますよね。

昨年の 9 月に who 世界保健機構が発表したデータでは、アルコー ルが原因で死亡した人の数は世界中で年間 300 万人だそうです。

そしてこれは世界の全死亡者数の 5% 以上なんだそうです。 そしてこれを日本だけに限定しても、「日本生活習慣病予防協会」 のホームページを見ると、アルコールが関連した死亡者数は毎年 35000 人と書かれています。

交通事故の死亡者数が平成29年で3694人ですので、その約 10 倍ですよね。
繰り返しになりますが「フィナステリドを飲むことによって死亡して しまった」という事例は、今のところゼロです。

にもかかわらず多くの人はお酒は積極的に飲むのに、フィナステリ ドを飲むのは躊躇する。これは矛盾してるなあって思います。

日常のリスクから考えてみよう

皆さんは普段、「過去に死亡事例がある行動」ばかりをして生活 してるんです。
「お酒を飲む」もそうですし、「風邪を引いたら風邪薬を買ってき て飲む」もそうですし、さっき数字を出しましたけど「車に乗る」もそうです。

可能性としては非常に低いかもしれないけど、死んでしまう可能性がある。重篤な病気になってしまう可能性がある。そんな行動だらけの中で生きているんです。

じゃあ、改めてフィナステリドを見てみましょう。フィナステリドに関しては、そういう事例が意外なほど少ないんですよ。死亡事例に関してはゼロです。

 

ネットで 「フィナステリドの危険性」 が氾濫する理由

僕さっきから偉そうに「矛盾してる矛盾してる」って話をしてきま したけど、なぜフィナステリドの副作用に皆さん注目してしまうのか?過敏になるのか? その理由は分かっています。はっきりしてます。

その理由っていうのは「インターネットにフィナステリドの副作用 の情報があまりにも多いから」です。「フィナステリド」っていう言葉をインターネットで調べてみてくだ さい。

「副作用」「副作用」「副作用」「副作用」「副作用」「副作用」って、 馬鹿みたいに副作用の情報ばっかり出てきます。

これだけ副作用の情報が氾濫してたら、そりゃ不安になるよなっ ていうのは分かります。 でも、実際は気にするほどの副作用はなくて「風邪薬を買って飲む」とかの方がよっぽど危険なんですよ。

じゃあ、なんでフィナステリドの副作用情報があんなにインターネッ ト上で氾濫してるのか?
その理由を次に「たとえ話」でお話ししていきます。